★防災講話★

 東日本大震災から14年となる3月11日に、今年度3回目(学期1回)の防災講話を行いました。今の小中学生は、あの大震災を経験した記憶はもちろんないのですが、昨年の「能登半島地震」や「南海トラフ臨時情報」など、地震災害に関する意識は決して低くはないようです。

 前半は、各種の警報音からどういった危険(地震?津波?弾道ミサイル?)が迫っているのかということを学びました。緊急地震速報は、テレビ等から流れるものとスマホ等から流れるもので違いがあるのですが、児童生徒もどこかで耳にしたことがあるようで、すぐに「地震!」と答えていました。「津波警報」と「大津波警報」、「J‐アラート」など、遭遇したくはないですが、すぐに危険を察知するための知識は備えておきたいものです。

 後半は、VRによる津波体験をしました。海のない埼玉県では海の楽しさや恐ろしさを経験することは少ないのですが、あっという間に迫ってくる水の怖さと「とにかく高いところへ」という意識を持つことができたのではないでしょうか。

 災害対策は怖さを知る学習でもあるため、積極的に取り組むのが難しい児童生徒もいます。こういった学習が役に立つ場面がないに越したことはないのですが、いざというときに自分を守ることにつながってくれればと思いました。