使用教科書採択基本方針

　本校は、埼玉県立小児医療センターに入院している子どもが義務教育を受けられるように、小学部・中学部が設置された学校である。

　目指す学校像を『安定した人間関係を形成し、「自らの病状や実態を理解し、自らの健康管理ができる力」と「基礎学力」を身につけさせ、子どもたちの夢や希望の実現に向けて全力で取り組む、保護者・病院から信頼される学校』とし、小児医療センターと連携を図りながら教育活動を行っている。

　在籍している児童生徒は、発病と入院に伴い、学校での学習活動に空白部分があることが少なくない。そのため、本校での教科書採択は、以下の点に留意して行うこととする。

〇基礎的・基本的事項の定着が図れるようにする。

〇よりよい内容理解のために、組織・配列・分量等を考慮する。

〇病気療養中の児童生徒の心情等にも配慮した適切な内容を精査する。

〇退院と原籍校への復学を見据えた学習活動が行えるようにする。

〇選定の公正確保について、万全を期する。

 R6けやき特別支援学校　教科書一覧.pdf